春のオープンキャンパス2023を開催しました
2023.05.06
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3月21日春分の日に、春のオープンキャンパスを開催しました。たくさんの高校生と保護者の方々にご参加いただき、本学の学びに触れていただきました。
昨年から夏のオープンキャンパスに加え、春休みのこの時期にもオープンキャンパスを開催。学科別のプログラムや在学生によるポスターセッションなど様々なプログラムを実施しました。
学科別のプログラムに参加される方を対象に、はじめに講義棟 Nexus21にあるデネブホールで全体説明会を行いました。長坂学長の挨拶からスタートし、続いて本学の教育プログラム「HIT.E ▶2024」について説明しました。
未来をつくる技術者を養成する本学では、社会で求められる「専門力」「人間力」に加え、これからの社会で真に活躍するための「社会実践力」の育成に力を入れています。これら3つの力を養う独自のカリキュラムのほか、在学生による学生生活の紹介も行われました。
長坂学長は「先輩や教授に質問をして、不安を解消してほしい」とアドバイスを送る
説明会後、学生が各学科棟へ案内し、学科の学びを紹介したり、体験してもらう「学科別プログラム」を実施しました。
情報工学科と情報コミュニケーション学科がある情報学部。システムやツールの開発・設計などをハードとソフトの両面から学ぶ情報工学科、社会の課題解決やコミュニケーション手法の立案など、情報を利活用した新たな価値の創造をめざす情報コミュニケーション学科。それぞれの学科の違いや学びについて説明後、3つのグループに分かれ、学部の学びについてより詳しく話を聞きました。
情報工学科、情報コミュニケーション学科は共同で開催
動きを機械学習を使って自動分類するシステムを体験してもらう。熟練工の動きを数値化することで技能伝承に役立てる
電気システム工学科では、情報化時代の社会基盤を創る電気技術者を育成しています。エネルギーシステム分野、情報通信システム分野、コンピューターシステム分野の3分野の学びを体験してもらいました。
無線機器実験用の電波暗室を所有しているのは、県内では本学だけ
ロボットによるコミュニケーションの活性化を研究する板井准教授。高齢者施設でのレクレーションの様子を再現する
機械システム工学科では、機械力学・材料力学・熱力学・流体力学の4つの力学の基礎知識を中心に、設計、材料、制御システムなどエンジニアに必要な幅広い専門知識や技術を修得します。4つの班にわかれて、ペットボトルロケットを決められた距離だけ飛行させる条件を考えました。
プログラミングツールMATLAB/Simulinkを使い、飛行シミュレーションを実行する
発射する打ち出し角度を変化させ、プログラムを使って飛行曲線を確認する
「インテリア・木工」「デジタルデザイン」「建築」について学ぶ建築デザイン学科。初めに木工の授業での取り組みを、同学科の木山さん(広島工業大学高等学校出身/広島県)が説明しました。
スツール作りや器づくりなどを通じて、木材の特性を学び建築やプロダクトデザインに応用する力を育む
インテリアに興味があるという平島さんは、楽しそうな授業風景の動画を見て、より興味を持ったと話す
お昼ご飯は、講義棟Nexus21にある学生食堂「LEAF GARDEN」で学食ランチも体験してもらいました。いつも学生が食べているメニューから定食、麺、パスタ、丼の4種類を用意。好きなものを注文していただきました。
眺めの良い、窓際のカウンターは人気の席
呉からきた4人組。それぞれカルボナーラと尾道ラーメンを食べたそう
他にも在学生が大学での研究成果を紹介する「研究成果発表会」や「なんでも相談会」、大学選びのポイントを解説する「保護者向け講演会」も開催しました。
大勢の人でにぎわった研究成果発表会。研究についての紹介を各学科パネル1枚に掲示し、在学生が高校生にレクチャーする
部活動を紹介するパネルも用意
入試のことだけでなく、学費や下宿などなんでも気軽に相談できる
女子生徒にはJCD(女子学生キャリアデザイン)センターの活動も紹介
生憎の雨でしたが、たくさんの人にご来場いただきました。将来の選択をするときに参考になれば幸いです。次回のオープンキャンパスは7月16日(日)、8月20日(日)に開催予定です。
※新型コロナウイルス感染症対策を講じ、取材・撮影を行っています。